株式会社オンザウェイにおけるGoogle WorkspaceとGeminiの全社活用に向け、全10回の実践研修を実施しました。操作方法を学ぶだけで終わらず、日常業務の情報共有や共同作業で使える状態を目指して内容を設計しています。
研修実施の背景
クラウドツールは、導入するだけで業務が変わるものではありません。利用する機能や情報の置き場所、共有方法について共通理解がなければ、個人ごとに使い方が分かれ、かえって情報を探しにくくなる場合があります。そこで、Google Workspaceの全体像を押さえたうえで、組織内で共通して活用するための考え方を整理しました。
研修の内容
- Google Workspaceの全体像と、各機能の業務に応じた使い分け
- ドライブ・共有ドライブでのファイル管理、検索、共同編集
- スライド・フォームによる資料作成と情報集約
- Geminiによるメール・報告文・マニュアル等の下書き
- Deep Researchや画像読み取り、Gemini Notebookによる社内資料の活用
- 生成AIを安全に使うための情報管理と社内ルール
実務で使えることを重視した進め方
各回は短い講義と実践ワークを組み合わせ、日常の業務場面を想定しながら、「どの機能を、どのような目的で使うのか」を確認する構成としました。受講者の習熟度に差が見られた回の後は、ワーク時間を増やして個別に操作を確認するなど、アンケートの声を次回の進め方へ反映しました。
受講者アンケートの結果
全10回のアンケート延べ67件では、満足度の平均が4.70/5となり、4または5の評価が94%を占めました。最終回の回答者7名のうち、「業務で使えている/使っていきたい」と回答した割合は、ドライブ・共有ドライブでのファイル管理とGeminiによる文章作成が各86%、スライド・フォームとGemini Notebookが各71%でした。
※同一の受講者による各回の回答を含む延べ集計です。
業務で生まれた変化
研修後には、これまで作成が進まなかった取扱説明書をGeminiで短時間にまとめる、社内で人に確認していた情報をGemini Notebookで調べる、文章中心の設定マニュアルを挿絵付きのスライドに整理する、といった活用が始まりました。また、複数台の機器に表示された番号を写真から読み取るなど、現場業務への応用例も生まれています。
全社展開と運用定着の支援
研修を通じて、社内情報を生成AIへ入力する際の判断基準や、利用者ごとの習熟度の差といった次の課題も明確になりました。そこで、全社展開に伴う運用課題を整理し、AI利用ルール、資料作成の実践、業務フローの見直しまで含めた定着支援につなげています。
担当所感
ITツールの導入では、機能を増やすことよりも、現場が迷わず安全に使える共通の考え方をつくることが重要です。研修中の声を次回へ反映し、実務での成功例と新たな課題の両方を確認しながら、定着まで伴走する支援を心がけました。
株式会社オンザウェイについて
株式会社オンザウェイは、東京都町田市に本社を置き、業務用無線機の販売・リース・レンタル、修理・サポート、AIカメラソリューション「TERAS」、オフィス・現場用品の通販支援などを展開する企業です。
- 所在地:東京都町田市原町田5-14-18
- 設立:1991年1月
- 資本金:6,000万円
- 事業内容:業務用無線機、AIカメラソリューション、オフィス・現場用品に関するサービス
